Home» リーダーシップ » 【リーダーシップ】 4. リーダーウォーク

【リーダーシップ】 4. リーダーウォーク

リーダーウォークとワンちゃんの気持ち
お散歩を喜んでいるワンちゃんを見ると、つい行きたいところへ行かせてあげたいと思うのが、飼い主さんの親心ではないでしょうか。
しかし、ワンちゃんの心の中は、全く別な気持ちを抱いている可能性があります。
020904_10.jpg
「自分の行きたいところに自由に行ける=飼い主さんは自分のことをリーダーとして見ている」とワンちゃんは思っているのかもしれません。

自分が群れの主導権を握るリーダーだと誤った認識をしてしまったワンちゃんは、身勝手な行動をとるようになる場合があります。また、家族を守るために、本来外敵に立ち向かっていくような状況でも、自分がリーダーなので、飼い主さんの号令もワンちゃんの耳には届かなくなります。

リーダーウォークとは、飼い主さん主導の歩き方のことですが、その練習をすることで、ワンちゃんが飼い主さんをリーダーとして信頼し、安心して横をついて歩けるようになるといわれています。また、飼い主さんの横についていれば守ってくれる、何も怖くはない、と思うことができ、飼い主さんの号令を聞けるようになるでしょう。

リーダーウォークをとおして、飼い主さんとワンちゃんとの絆が強まり、また、コミュニケーションを多く取ることで、さらに心が通じ合うかもしれませんね。

020904_20.jpg
リーダーウォークを始める前に
ワンちゃんの右側に立ちリードを持ちます。その際、リードがピンと張った状態だとワンちゃんは反発し、更にリードを引っぱろうとすることがありますので、正面から見てひらがなの「し」を描くように少したるませた状態で持ちます。
リードの余った部分は軽く束ねるか、右手で軽く持つと良いでしょう。また、力の強いワンちゃんの場合にはお腹の前で両手でリードを持つとコントロールしやすいでしょう。

020904_30.jpg
家を出る前には
ワンちゃんが、お散歩に行ける喜びでリードをつける前に興奮して走り回ったり、飛びついたりすることはありませんか?
すごく喜んでいるから早くお散歩に連れて行ってあげたいところですが、興奮したままリードをつけ外に出ると、興奮は治まらず、散歩が終るまで飼い主さんの声がワンちゃんの耳に届かない状態になることがあります。
そのため、リーダーウォークを行うには、ワンちゃんが落ち着いている状態でお散歩に行くことが大切になります。決まった時間以外に散歩に行ったり、家の中でリードをつけて練習することもいいでしょう。

リードをつける時には「オスワリ」をさせ落ち着かせた上で、つけましょう。
また、玄関を出る時には、リーダーが先頭に立つことが基本なので、ワンちゃんには一旦「オスワリ」をさせて、飼い主さんが先に玄関の外に出てから、ワンちゃんを外に出します。
このとき、ワンちゃんが飼い主さんよりも先に玄関から出ようとしたら、玄関のドアを閉めて、再度「オスワリ」をさせて、飼い主さんが先に出ないと外に出られないということを教えてあげましょう。

リーダーウォークの方法
ワンちゃんが行きたい方向に飼い主さんがついて歩くのではなく、飼い主さんの行きたい方向へワンちゃんをリードして歩くことが重要です。
020904_40.jpg
飼い主さんがお散歩の主導権を握り、右に曲がったり、左に曲がったり、時には急に反対方向へ歩いたりと、自由に歩きます。すると、ワンちゃんは次第に自分の思い通りに歩かせてもらえないと理解し、飼い主さんを見て飼い主さんの後をついて歩くようになります。
それでは、具体的にどのようにするといいのでしょうか?

リーダーウォークの時には、飼い主さんは進行方向だけを見て、無言で歩くことが大切です。ワンちゃんが自分の行きたい方向へ向かい始めると、素早く方向転換し逆方向に歩くようにします。これを、ワンちゃん主導で歩き始めた時に何度も繰り返します。
そのうち、ワンちゃんは自分の行きたいところへは行けないことを学習し、「次はどっちに行くのかな?」と、飼い主さんの様子を見ながら歩くようになります。
020904_50.jpg
これは、ワンちゃんが飼い主さんの存在を感じ、飼い主さんの声を聞こうとしている証拠です。
飼い主さんが止まり、ワンちゃんが自ら止まったら、はじめてワンちゃんを見て、声をかけて褒めてあげましょう。ワンちゃんの好きなオヤツを少しあげたり、大好きなおもちゃで少し遊んだりして、今、ワンちゃんがとった行動が正しかったことを伝えましょう。
この時のワンちゃんと飼い主さんとの絆ははかりしれないものとなります。

また、お散歩中、飼い主さんの前に出てしまった時や、飼い主さんより遅れて歩いてしまった時の方向転換には、コツがあります。
ワンちゃんが前に出たり、遅れて歩いている時には、リードが張っている時といえるでしょう。
020904_60.jpg
リードが張っている状態で飼い主さんがリードを引いて方向転換をしようとすると、ワンちゃんは反発してしまい、上手く方向転換が出来なくなってしまいますので、飼い主さんがほんの少し、ワンちゃんに近づくことで、リードをゆるめて、そこから体ごとクルッと方向転換をすると上手についてきてくれます。

また、リードが張るほどではなく、ほんの少し飼い主さんの前をワンちゃんが歩いている時には、わざとワンちゃんにぶつかり、ワンちゃんの歩いている左側に方向転換すると「少し後ろを歩かないと、ぶつかっちゃうな」とワンちゃんがさらに学習し、上手に歩けるようになります。

最後に
リーダーウォークについては、 1 日ででき上がるものではなく毎日コツコツと経験を積み上げていくものです。
毎日少しの時間をリーダーウォークの練習にあて、練習を続けることにより、必ずいい関係を作ることができるでしょう。

ページトップへ戻る