【食事】 4. 食欲旺盛なのですが…
食欲旺盛! 急いで食べるけど大丈夫?
ワンちゃんの先祖は狩りをして食べ物を手に入れていたどうぶつです。食べ物がいつ手に入るかわからないその頃の習性が残っていて、ほとんどのワンちゃんは通常、急いで食べる傾向にあります。しかしながら、食べ物に対する執着心が強すぎたり、むせてしまうなど気になる点がある場合には、1回のご飯の量を3回くらいに小分けにして、ボールが空になったら、次の分を注ぎ足すなどの工夫をしてあげましょう。
喉を詰まらせて吐き出してしまいます!
ワンちゃんの体はヒトと違って、胃と口の位置に高低差が少なく、食べた物を吐き出しやすい構造になっているので、ヒトと比べると吐き出す頻度が高いかもしれません。また、ドライフードは水分含有量が少ないので、急いで食べると喉に詰まらせて吐き出すことが少なくありません。しかしながら、食欲が無い、元気がない、頻繁に吐くなどの場合には、かかりつけの動物病院さんで診てもらいましょう。また、ドライフードの粒は各フードメーカーよりさまざまなものが販売されています。大きすぎると食べにくく吐いてしまったり、また小さすぎると噛まずに飲み込む原因となるので、ワンちゃんの体形に合った粒の大きさのフードを選んであげましょう。
消化できているのでしょうか?
ワンちゃんはヒトと違って食べ物をよく噛まず丸飲みしても、胃腸にため込み6時間から8時間かけてゆっくり消化することができます。
これも、1日の食事量が限られていたワンちゃんの先祖の名残と考えられています。
よく噛んで食べていないようで心配に感じるかもしれませんが、下痢や便秘などの異常が無い場合にはきちんと消化できています。
ポロポロこぼさず上手に食べれるようになりますか?
急いで食べるというワンちゃんの食性を考えるとポロポロこぼしてしまうのは当然のことかもしれませんが、次のような工夫をすることで改善できるでしょう。
例えば、今より大きめの容器に替えてフードが飛び出ないようにしたり、食事台を使用して首の上下運動を減らしたりすると、こぼれにくくなります。

フードをどこかに運んで食べたがりますが、どうしたらよいですか?
ハウスの中やソファの裏など、どこかにフードを運んで食べるワンちゃんは、いつもの食事の場所が落ち着かないのかもしれません。食事中にヒトや他のワンちゃんが近づくと、横取りされてしまうと思うワンちゃんもいます。
ワンちゃんに安心を与えてあげるために、ハウスの中やソファの裏などの落ち着ける場所にフードを置いて食べさせてあげるのもいいでしょう。また、飼い主さんは食事中には話かけたり近づいたりせずに、ゆっくりと食べさせてあげ、ワンちゃんの食事の時間にストレスのない環境を作ってあげましょう。

