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【リーダーシップ】 6.とびつく

なぜ飛びつくの?ワンちゃんのきもち
ワンちゃんが飛びついてくる、他の人に飛びついてしまう…。
小さな子犬の頃には大好きな飼い主さんと目が合っただけでも嬉しくなって、飛びついてきます。飼い主さんも全身で気持ちを表現してくれる無邪気な子犬ちゃんを見ると、嬉しくなりますね。
しかし、飼い主さんが心の準備ができていない時に飛びつかれてしまうと、小さな子犬ちゃんの力でもバランスを崩してしまい、危険なこともあるでしょう。また、成長してからも飛びつき癖があると、思わぬ事故につながる可能性もあります。とくに大きなワンちゃんの場合は、心の準備をしていたとしても飛びつかれると大変危険です。また、小さなワンちゃんでも、道端でワンちゃんの苦手な人や小さな子供に飛びかかろうとすると、例えワンちゃん自身が人を大好きであった場合でも恐怖をあたえてしまうかもしれません。飛びつき癖は、早めに治しておく必要があります。

では、なぜワンちゃんは人に飛びつくのか、ワンちゃんの気持ちを考えてみましょう。

まずは、ワンちゃんの行動を思い出してください。こんなとき、飛びつこうとすることが多くはありませんか?

・留守番していて、家族が帰ってきたとき
・散歩中に人が近づいてきたとき
・おやつやおもちゃなど、ごほうびをもらえるとき
・遊んでほしいとき

ワンちゃんは、嬉しいとき、遊んでほしいとき、構ってほしいときなど、愛情表現や要求を表わす手段のひとつとして、飛びかかってくることが多いようです。もしそうでない場合(威嚇して噛みつこうとして飛びかかるなど)は、ワンちゃんの様子をよく観察し、別途それに合った対応方法を考える必要がありますが、ここでは、愛情表現や要求で飛びかかってくるときの対応を考えてみましょう。

飛びついてきたとき
ワンちゃんが飛びついてきたとき、どんな対応をしていますか?
「いい子だね」となでたり、優しい声をかけたりはしていませんか?
ごはんが待ちきれなくて飛びついてきたとき、落ち着いていい子にできる前にあげてしまったりはしていませんか?
もし、そうしていたら、ワンちゃんは「飛びつくといいことがあるんだ!」と思ってしまい、要求を伝えるためにますます飛びついてくることになるでしょう。

飛びつきを治すためには、「飛びつく = 要求がかなわない」と学習させることが必要です。
遊んでほしいときや注目してほしくて飛びついてきたときは、背中を向けて目を合わせず無視をしましょう。また、場合によっては飛びつくことができないように椅子に上がってしまってもいいでしょう。
ごはんやおやつが欲しくて飛びつくときは、ワンちゃんが落ち着くまで無視をして、何もあげないようにしましょう。
落ち着いておとなしくできたら、その時に初めてワンちゃんに注目し、優しい声をかけていい子にできた事をほめてあげましょう。

また、「オスワリ」「フセ」「マテ」のいずれかができる子の場合は、普段から興奮して飛びつく前に号令をかけ、一旦落ち着かせるのも効果的です。もし上手に指示に従うことができたら、思いっきりほめてあげてください。
そうすることにより、ワンちゃんは「飛びついてもいいことはないけど、言うことをきけばいいことがあるんだ!楽しいんだ!」と自ら学習して考え、飛びつき癖が治まってくるでしょう。

散歩中に、通りすがりの人に飛びつこうとする場合も同様に、飛びつく前に指示を与え、一旦、気持ちを落ち着かせるようにしてください。前から人の姿が見えてきた時点で、オスワリをして待たせます。人が通り過ぎるまでいい子にできたら、たくさんほめてあげましょう。ご褒美にお気に入りのおもちゃで遊んであげてもいいでしょう。

なお、興奮しやすいワンちゃんだと、飛びつき癖を治すにはかなりの根気が必要となります。飛びついてくるワンちゃんも、決して悪気があるのではなく、愛情表現の一つの行動であるということを忘れずに、穏やかに落着いた気持ちで根気強くトレーニングを続けることが大切になります。
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