この度「すくすくアニコム」が、「どうぶつ相談室」としてリニューアルいたしました。
【リーダーシップ】 1. どんなどうぶつ?
ワンちゃんってどんなどうぶつ?
ヒト同士でも誰かと一緒に暮らすのはとても大変なことです。ましてや異なる習性や姿を持ち、言葉が通じないワンちゃんと暮らすとなると、更に大変なことです。
ヒトとワンちゃんが共に暮すにあたって、ワンちゃん以上に高い知能を持っているヒトが、ワンちゃんのことをよく知って、どのような状況でも対応できるように心の準備をしておくことが必要となります。
ヒトがワンちゃんを知ることは、ワンちゃんを上手にコントロールし、ワンちゃん自身も人間社会において生活がしやすく、双方が楽しく暮らせることにつながります。
それでは、ワンちゃんの歴史と性質から早速みてみましょう。

群れで暮らすどうぶつ
ワンちゃんは本来、群れで生活するどうぶつだといわれており、その群れには全体をまとめるリーダーがいます。大昔、ワンちゃんがヒトに飼われる前の時代では、リーダーを中心として、群れで狩りをしていました。この狩りは、大切な食料を手に入れるため、群れの仲間と協力して行うものでした。
「群れのきまり」や「リーダーの指示」に従わなかったり、群れのチームワークを乱すような仲間がいるということは、食料を得られず、群れ全体の生命の危機にもつながりかねないことでした。したがって当然のことながら、群れのチームワークを乱す仲間には、リーダーから的確なタイミングで制裁が下ったことでしょう。
このように、ワンちゃんは本来、群れの中でのチームワークを大切にするどうぶつです。また、リーダーを中心とした群れ単位の生活をすることで、群れの仲間たちはお互いに安心感を得られたことでしょう。

理想的なリーダーとは
例えば群れで狩りをするとき、しとめられそうもない大きな獲物をリーダーが選んだらどうなるでしょうか。
あるいは、群れが休息を取るとき、安全でない場所をリーダーが選んだらどうなるでしょうか。
群れで行動しているとき、敵を見つけた途端、リーダーが逃げてしまったらどうなるでしょうか。
いずれの場合も、群れの誰かがケガを負い、命を落とす可能性が高くなってしまいます。皆が無事であったとしても、生命の危機を群れの仲間達に感じさせてしまった場合、リーダーは信用を失い、リーダーの座から下ろされてしまうことでしょう。
群れの仲間の安全と生命を守り、的確な判断をしてくれる、そのような資質のある者がリーダーになれるのです。
家族という群れの一員としてワンちゃんをお迎えになった今、飼い主さん
がリーダーになってワンちゃんに「あんしん」を提供できるような環境を作ってあげましょう。

「【リーダーシップ】 2. 心地よさが大切」へ続く⇒
