この度「すくすくアニコム」が、「どうぶつ相談室」としてリニューアルいたしました。
【食事】 5. どうして食べないの?
まずは健康チェック
ドッグフードを食べてくれないと、飼い主さんは心配になってしまいますね。食欲は健康のバロメーターでもありますので、もし突然フードを食べなくなってしまったら、まずはワンちゃんの健康状態を確認することが必要です。
下痢や嘔吐、元気がないなど、少しでも異常がみられたら、すぐに動物病院さんへ通院しましょう。
特に症状がなくても、できれば一度は健康診断をお受けになることをおすすめします。
また、日ごろから体重管理をしっかり行うことも大切です。成長期であるにもかかわらず体重が増えない、もしくは成犬になってからであっても、体重が急激に減少している場合は、病気の兆候の可能性があり、体重管理が病気の早期発見にもつながりますので、こまめに体重を測り、記録しておくと良いでしょう。
ウチの子は少食?
健康状態に問題はなく、元気いっぱいで走りまわっているのに、フードをあげても見向きもしない、ということもあります。健康であれば、ワンちゃんは空腹になればドッグフードを食べるはずですが、飼い主さんに何かをアピールするときに、フードを食べないという手段をとることもあります。その場合、次のことが原因となっている可能性がありますので、思い当たることがないか考えてみましょう。
飼い主さんの気を引きたい
偶然、フードを食べなかったときに、心配してたくさん声をかけてもらったり、直接手からごはんをもらえたりした記憶があると、自分にかまって欲しさにわざとフードを食べないことがあるようです。フードを食べないからといって、あまりかまうことは控えましょう。
もっとおいしいものが食べたい
今までに、ヒトの食べ物など、ドッグフード以外の物を食べさせたことはありませんか?
ドッグフードよりも嗜好性が高いヒトの食べ物などは、ワンちゃんにとって、大層美味しいごちそうに思えるようです。ドッグフードを食べさせたいのに、食べないからといって、ヒトの食べ物をあげてしまうと「食べないで待っていれば、もっとおいしいものが食べられるんだ!」と学習してしまうことがあります。また、一般的にヒトの食べ物はワンちゃんにとっては塩分が強く、健康面でも好ましくありません。
いつでも食べることができる
食べずに残したフードを出しっぱなしにしておくと、食べたいときにいつでも食べることができると覚えてしまい、空腹感がなくなり結果的に食欲がなくなってしまったり、フードを出したときにすぐに食べないという習慣がついてしまったりするかもしれません。また、フードを出しっぱなしにしておくことは、衛生的な面でも、あまり好ましくありません。
食器にフードを入れて食べられる状態にして、飼い主さんが「食べて良い」という指示を与えた後、ある程度の時間が経っても食べようとしない場合には片付けてしまい、次の食事の時間まで何も与えないようにしたほうが良いかもしれません。
ただし、幼いワンちゃんなどの場合は、あまり空腹な時間が長くなると、低血糖(血液中の糖分が低下してしまい、痙攣や虚脱などの症状を起こすこと)を起こすことがありますので注意が必要です。まずは獣医さんに相談してみましょう。
食事の時間などを飼い主さんが決めることなどは、ワンちゃんの生活のすべては、群れのリーダーである飼い主さんに主導権があり、食事においても、出された時に食べなければ、次に飼い主さんが出してくれるまでは食べられないということを教えてあげることになるでしょう。
適度な運動をするなど、メリハリをつけた生活を送ることで、健やかな精神を育むことにもつながりますので、食べなかった食事は片付けるようにしましょう。

